ラミネート生地のシワ取りテクニック|保管方法から製作時のコツまで徹底解説 | リバティ×リバティ

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ラミネート生地のシワ取りテクニック|保管方法から製作時のコツまで徹底解説

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当ショップでは、リバティ社のラミネート生地を使用して高品質なポーチをお届けしています。そして今年から、moda fabricのウィリアム・モリス柄のラミネート生地も取り扱いを開始しました。そこで気付いたのが、両者の生地には扱い方に違いがあるという点です。特に、ウィリアムモリス柄の生地はリバティプリントの生地と比べてシワや折れ線がつきやすい特徴があります。今回は、一般的な方法に加えて、深いシワに対応するおすすめの方法や、ひっくり返す工程での注意点、保管のポイントについてご紹介します。

シワのついたウィリアム・モリスのラミネート生地(アネモネ)

ラミネート生地とは?

ラミネート生地とは、生地表面にポリウレタン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂のフィルムを貼り付ける加工を施したものを指します。この加工により、耐水性や汚れに強い性質を持ち、ポーチやバッグなどの日用品に広く活用されています。

リバティプリント vs. ウィリアムモリス柄生地の違い

リバティプリント

当ショップで扱っているリバティ社のラミネート生地は、「タナローン」と呼ばれる薄く滑らかな素材にラミネート加工を施したものです。シワができにくく、表面の仕上がりも繊細です。

ウィリアムモリス柄

一方、ウィリアム・モリス柄のラミネート生地は、「シーチング」と呼ばれる厚みのある平織生地をベースにしています。この違いによるのかは不明ですが、折り返し作業などの工程でシワがつきやすく、購入時にも折れ跡がついていることが多いです。特に、アメリカ製と日本製の製造工程の違いが影響している可能性も考えられます。

ラミネート生地のシワを取る方法

一般的には、ラミネート生地にできたシワを取るために、低温で当て布をして裏側からアイロンをかける方法がよく利用されています。この方法は浅いシワには効果的ですが、深いシワには完全には対応できません。そのため、以下の方法を試すことをおすすめします:

準備するもの

  • 薄いハンカチやガーゼ
  • スプレー水
  • アイロン
  • アイロン台

手順

  • ハンカチをしっかり濡らします(色が変わる程度)。
  • ラミネート生地を裏返してアイロン台に置き、濡らしたハンカチを載せます。
  • アイロンを高温に設定し、ハンカチの上から滑らせるように動かします。
  • ハンカチを静かに外し、生地を平らな状態で乾かします。
準備するもの
ラミネート生地は裏側を上に置く
色が変わるくらい、しっかりとハンカチを濡らす
アイロンを高温に設定
生地の上に濡れたハンカチを載せる
すっと横にアイロンを滑らせる
ハンカチを優しく外す
乾くまでこのまま放置
シワが綺麗に取れました!

ポイントと注意

  • 必ず端切れ生地で試してから作業を始めましょう。
  • アイロンを高温設定にする場合は時間を短くして、ラミネート部分が溶けないよう注意してください。

注意: この方法は、完成形のポーチには適用できません。ポーチ製作の過程でシワを防ぐためには、以下の注意点に従うことが重要です。

ひっくり返す工程での注意点

ポーチを作成する際、ひっくり返す工程ではラミネート生地にシワができやすいことがあります。このシワを防ぐためには以下の方法を試してください:

  1. ラミネート生地を温める
  • 作業前に暖房やドライヤーを使用して、生地をほんのり温めておきます。
  • 温めることで生地が柔らかくなり、ひっくり返しやすくなります。

2.ひっくり返す際の慎重な作業

  • 温めた生地をゆっくりとひっくり返し、形を整えながら冷えるまで放置します。

この方法を行うことで、完成形のポーチに余計なシワがつくことを防ぐことができます。 

ラミネート生地の保管方法

ラミネート生地を長期間保管する際には、以下の点に注意してください:

  • 生地を巻いて立てて収納する。
  • 生地が重ならないように配置し、折れ目がつかないようにする。
  • 湿気が少なく、直射日光が当たらない場所で保管する。

この保管方法を守ることで、シワや折れ線の発生を防ぎ、ラミネート生地を良好な状態で維持できます。

まとめ

リバティプリントとウィリアムモリス柄、それぞれの個性を最大限に活かすためには、適切なシワ取りの方法や注意深い作業、そして保管方法をしっかりと実践することが重要です。これらの工夫を取り入れることで、美しいポーチ作りを楽しむことができるでしょう。ぜひお試しください!

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この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

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