リバティとは少し違う世界へ──彫金を学んでみたいと思った理由
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リバティプリントの柄やポーチづくりについて書くことが多いこのブログですが、
今日は少しだけ、私自身の「今、気になっていること」を書いてみたいと思います。
実は最近、「彫金(ちょうきん)」──金属を削ったり磨いたりしてジュエリーを作る技術──を学んでみたいと思うようになりました。

リバティとはまったく違う世界のように見えますが、
“手仕事” “素材へのこだわり” “美しいものを愛でる心”という点では、どこか深くつながっている気がしています。
ジュエリーへの想い


昔からジュエリーが好きで、特に地金そのものの美しさに惹かれてきました。
また透明な宝石よりも、オニキスような不透明な石の落ち着いた存在感や、少しグリーンがかった色合いのアフリカンターコイズに心が動きます。
私は指の節や血管が目立つため、華奢なスキニーリングよりもボリュームのあるデザインのほうがしっくりきます。
最近は細めのリングが多く、なかなか理想のものに出会えずにいたこともあり、
「自分で作る」という選択肢に自然と惹かれていきました。
彫金への一歩
彫金教室はシルバーのみを扱うところが多いのですが、私が作りたいのは18金やプラチナなどの地金ジュエリー。
探してみると、そういった素材も扱えるお教室が二つ見つかりました。
近いうちに体験レッスンに行き、雰囲気を見て自分に合う場所を選びたいと思っています。
レッスン料も地金も決して安くはなく、始める前から少し緊張もあります。
けれど、「自分の手で理想の形を作りたい」という気持ちは日に日に強くなっています。
主人も応援してくれているので、今がきっと“始めどき”なのだと思います。
作りたいもの
今、心の中で思い描いているのは、いくつかのジュエリーです。
ひとつは18Kの地金リング。
華やかさよりも、手に馴染むような柔らかな光沢と重みを持つリングを、自分の感覚で形にしてみたい。地金そのものがキラキラ光る「スターダスト加工」が特に好きで、まずはこの加工に挑戦してみたいと思っています。
そして、今持っているリングを生かすためのリングも作りたいです。
例えば、一軍ではなくあまり出番のない2軍のリングや、祖母や母から受け継いだ少し古いデザインのリングなど。
1本の指に重ねて楽しむ“スタッキング”や、複数の指に配置して全体の印象を楽しむ“レイヤード”などで組み合わせ、過去のリングたちに新しい息吹を吹き込めるようなリング作りができたらと思っています。
さらに、プラチナのリングや、シルバーの台座に大きな石をあしらったリング、シルバーや18Kのバングルなども作ってみたいです。
日々のスタイルに溶け込みながらも、手元を印象づけるような存在感のあるデザイン。
長く愛せるものを、自分の手で作り上げていけたらと思っています。
宝石についての学び
作ることを考えるようになってから、石そのものへの興味もより深まりました。
最近読み始めたのが、『宝石のひみつ図鑑』という本です。

小学生向けに書かれていますが、内容はとても濃く、どのように宝石が生まれ、どんな特徴を持っているのかが丁寧に描かれています。
これまで何気なく見てきた石も、“どんな時間を経てここにあるのか”を知るだけで、その魅力が何倍にも広がる気がします。
これから少しずつ、石について学んだことや感じたことも、ブログの中でお話ししていけたらと思っています。
最後に
今はまだ準備段階ですが、教室に通い始めたら、その様子や感じたことを少しずつ書いていけたらと思います。
リバティとはまた違う“手仕事の世界”を通して、ものづくりへの感性がどんなふうに広がっていくのか──それを楽しみにしながら、新しい学びへの第一歩を踏み出したいと思います。