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アーサー・ラセンビィ・リバティとは?ブランドを創り上げた男の物語

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リバティプリントを愛するすべての人にとって、その美しさと品質の源にある「アーサー・ラセンビィ・リバティ」という人物は欠かせない存在です。この記事では、アーサー・ラセンビィ・リバティの生い立ちから、彼が生み出した伝説的なテキスタイル「タナローン」の誕生、そして現在のリバティ百貨店の魅力まで、その物語を紐解いていきます。

アーサー・ラセンビィ・リバティの生い立ちとリバティ商会の誕生

アーサー・ラセンビィ・リバティの生い立ち

アーサー・ラセンビィ・リバティ(Arthur Lasenby Liberty)は1843年、イギリスのバッキンガムシャー州チェシャムに誕生しました。彼の父親はドレーパー(布商人)として働き、家族は慎ましいながらも商業に携わる生活を送っていました。幼少期のアーサーは、緑豊かな田園地帯で自然と触れ合いながら育ち、この環境が後の彼の美的感覚やデザインへの深い興味を育む原点となりました。

ロンドンでの修行時代

10代後半になるとアーサーはロンドンに移り、当時活気に満ちた商業都市で働き始めました。彼は小売業に携わりながら、東洋からの輸入品や異国の文化に触れ、そのエキゾチックな魅力に心を奪われました。また、彼はヨーロッパ各地の芸術やデザインにも強く感銘を受け、自身の目指す理想像を心に描き始めました。こうした経験が、のちに世界中の美を集めたユニークな店舗を開くというビジョンに結びついたのです。

リバティ商会の誕生

1875年、アーサー・リバティはついに夢を実現させ、ロンドンのリージェント・ストリートに自身の店舗をオープンしました。当時、彼の店舗はわずか18フィート四方という小さなスペースでしたが、店内には東洋から輸入したシルクやアンティーク調の工芸品が所狭しと並び、瞬く間に評判となりました。

アーサー・リバティの情熱は商品選びだけにとどまらず、イギリス国内の芸術家や職人とも連携し、オリジナルデザインの製品を次々と発表していきました。その結果、リバティ商会は単なる輸入品販売店から、独自性あふれる創造性と品質を兼ね備えたブランドへと成長していきました。

成功への道

リバティ商会の成功は迅速かつ目覚ましいものでした。1920年代に現在のリバティ百貨店が建設されました。チューダー様式を取り入れた独特のデザインで、多くの人々が訪れました。リバティ百貨店は、アーサー・リバティのビジョンと情熱を継承し、新たなデザイナーとのコラボレーションや革新的なプロジェクトに取り組むことで、進化を続けています。

アーサー・リバティの遺産

アーサー・リバティは1917年に亡くなりましたが、彼の遺産は現在もリバティ商会の製品やデザインに生き続けています。リバティプリントの独特な美しさと品質は、世界中のファンに愛されており、様々な製品に使用されています。彼のビジョンと情熱は、リバティプリントのポーチをはじめとする製品を通じて、多くの人々に影響を与え続けています。

現在のリバティ百貨店

ロンドンのリバティ百貨店
リバティ百貨店

現在、ロンドンのリバティ百貨店は、世界中から訪れる人々を魅了するランドマーク的存在となっています。1920年代に建設されたチューダー様式の建物は、伝統とモダンが融合した独特の雰囲気を持ち、店内にはファッション、インテリア、アクセサリーなど多彩なアイテムが並んでいます。特にリバティプリントを使用した商品は、国内外から高い評価を受けており、クラシックな魅力と現代的な使いやすさを兼ね備えています。

リバティ百貨店では、新たなデザイナーとのコラボレーションや革新的なプロジェクトに取り組み、常に新しいスタイルとアイデアを取り入れています。これにより、リバティプリントは時代を超えて愛され続け、多くの人々に新しいインスピレーションを提供しています。

リバティ百貨店:SPECIAL CONTENTS | VIRTUAL FLAGSHIP STORE

タナローンの誕生とその革新

アーサー・リバティのもう一つの大きな功績が「タナローン(Tana Lawn)」という素材の開発です。タナローンは、その名前が示すようにアフリカのタナ湖に由来しており、リバティ商会がこの地からインスピレーションを受けて名付けました。この素材は、絹のような滑らかさと軽さを持ちながら、実用的で丈夫という優れた特性を持っています。

タナローンが誕生したことで、リバティプリントの魅力はさらに高まりました。この素材は細かい模様の表現に優れ、リバティ独自の華やかで繊細なデザインを美しく表現します。現在でも、タナローンはファッション、インテリア、ハンドメイドの分野で幅広く活用され、リバティブランドを象徴する存在であり続けています。

合わせて読みたい記事:リバティプリントの魅力を徹底解説|時を超えるデザインと歴史

ハンドメイド作品とリバティプリント

リバティプリントはその美しさと機能性から、ハンドメイド作品にも理想的な素材です。特にタナローンを使用したポーチやバッグ、小物入れは、軽さと柔らかさが手に馴染み、日常使いに最適です。どんな作品でもリバティプリントを用いることで、上品さと個性がプラスされます。

リバティのベッツィ柄で作成したリボンチャームが二つ
イメージ画像

また、ハンドメイド作品はアーサー・リバティの哲学を体現するものでもあります。手作業による細やかな工夫と愛情は、リバティの美しいプリントと相まって、唯一無二の魅力を放つアイテムとなります。

タナローンとラミネート加工の魅力

当ショップでは、タナローンをラミネート加工した商品を取り扱っています。タナローンの滑らかさと軽さはそのままに、ラミネート加工を施すことで、防水性と耐久性が加わり、さらに幅広い用途に適した素材となります。

リバティラミネート生地をはさみでカットしようとしている場面
タナローン・ラミネート加工生地

例えば、ポーチやバッグなどのアイテムは、タナローンならではの繊細なデザインを楽しみつつ、実用的な使い勝手を兼ね備えています。雨の日やアウトドアシーンでも安心して使用できるラミネート加工の製品は、日常生活をより便利でスタイリッシュにしてくれるアイテムです。

リバティ×リバティのポーチで日常を彩る

当ショップでは、リバティプリントを使用したポーチを取り揃えています。繊細で華やかなデザインのリバティプリントは、見るだけで心を明るくしてくれる特別な魅力があります。

リバティのポーチ
リバティのポーチ
リバティのポーチとめがね

例えば、化粧ポーチや文具ケースとしての利用はもちろん、ちょっとしたお出かけや旅行のお供にもぴったりです。リバティの美しさと機能性を兼ね備えた商品を、ぜひ日常に取り入れてみてください。

アーサー・リバティが創り上げた美の哲学とタナローンの魅力を、当ショップのポーチを通じて感じていただければ幸いです。
この機会にぜひ、特別なリバティポーチを手に取ってみてください。

商品販売ページ

この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

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