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リバティについて

リバティのコレクションって何?これを読めばリバティ通の仲間入り

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はじめに

リバティのタナローンには「エターナルコレクション」のように、いろんなコレクションがあるのをご存じでしょうか?
簡単に言うと、生地をカテゴライズしているグループのようなものです。コレクションについて詳しくお話してみたいと思います。

リバティジャパンにおけるコレクションの種類

エターナルコレクション
シーズナルコレクション
カプセルコレクション

大きく分けるとこの3種類になります。他にクラシックコレクションもありますが、リバティロンドンでのコレクションを言います。どのようにそれぞれが分類されているのか見てみましょう。

エターナルコレクションとは

永年愛されているリバティプリントや、日本で人気の柄を集めた、リバティジャパンの定番柄コレクションです。
以下のベッツイ、アンジェリカガーラ、カペルなどがそうです。

ベッツイ
アンジェリカガーラ
カペル

エターナルコレクションの生地は常に生産されますが、定期的な見直しにより廃盤になることもあります。反対に、人気のある柄はエターナルコレクションに追加されたりもします。

シーズナルコレクションとは

「春夏」「秋冬」の年2回発表される季節柄のコレクションです。

春夏コレクション(Spring&Summer = SS):12月1日に発売
秋冬コレクション(Autumn&Winter = AW):7月1日に発売

毎回テーマに合わせた新作が作られ、トレンドやファッション性を強く感じられるデザインが並びます。イギリスと日本と同じ柄になります。
毎シーズン、テーマがありデザインやカラーストーリーに沿って展開されます。

春夏・秋冬ともに数ヵ月後に追加柄が発売されます。多い時は第二弾まで発売され、追加柄に関しては国内限定のコレクションになります。
シーズナルコレクション柄は、生産量が限られています。

ペイザンヌブロッサム
フルーツポンチ

↑どちらの柄も、2024春夏シーズナルコレクションの柄です。

カプセルコレクションとは

特定のテーマに沿ってデザインされる限定のコレクションです。
「ピーターラビット・コレクション」や「ワントーン・グラデーション」、「ピーナッツ・コレクション」などがこれに該当します。

2024年カプセルコレクション / ピーナッツ・コレクション
2024春夏カプセルコレクション / ワントーン・グラデーション

2018年、2019年に好評だった「ワントーングラデーション」が5年ぶりに復活して2014年に展開されています。ワントーンの配色のコレクションで繊細な表現が楽しめる柄です。
ちなみにこの↑生地はペインテッドトラベルズという柄で、もともとはこのように↓鮮やかな配色です。どちらも甲乙つけがたい美しさがあります。さすが、リバティのなせる技だと感じています。

2022年新エターナルコレクション

クラシックコレクションとは

イギリスのリバティロンドンの人気の柄を集めた、リバティロンドンの定番コレクションです。

クラシックコレクションは1979年に始まりました。リバティロンドン創業時から続く伝統的な柄、著名な柄が選ばれています。

定期的な見直しによる廃盤も

上記したとおり、エターナルコレクションは数年に一度見直しされますので、廃盤になる物も数多く出てきます。
「廃盤」になると生地を入手できなくなります。
もしも気に入った柄が「廃盤」になることが分かった場合は、多めに購入しておきましょう。
それ以外のエターナルコレクションは、再販され続けると考えて良いでしょう。

シーズナルコレクションや、カプセルコレクションは元々数が限られていますので、その点を考慮して生地をお求めになってください。

最後に-まさに一期一会のリバティ

リバティを長年扱っている一個人の感想として、「え!この人気柄が廃盤に?」と思うことがあります。「あの時に買っておけば良かった・・・」と嘆かれるお客様を多く見てきました。

当店で主に扱うラミネート加工生地は、タナローンよりも再入手が困難な場合が多いです。リバティに関しては、出会った時に「一期一会」という言葉を頭に浮かべてお買い物をなさってください。

この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

“リバティのコレクションって何?これを読めばリバティ通の仲間入り” への26件のフィードバック

  1. […] ちなみにリバティジャパンでは、ストロベリーシーフはエターナルコレクションです。コレクションについてはこちらをご覧ください。 […]

  2. […] リバティジャパンにおいては、2023年エターナル・コレクションです。コレクションについてはこちらをご覧ください。  […]

  3. […] イギリスのリバティにおいては、エデナムはクラシックコレクションのようですが、リバティジャパンでは、エデナムはいわゆる定番柄・エターナルコレクションです。(コレクションについてはこちらをご覧ください。) […]

  4. […] ロデンウッドはリバティジャパンにおいては、2023年エターナルコレクションです。コレクションについてはこちらをご覧ください。LIBERTY.公式HPでは、「ロデンウッド」の柄を次のように説明しています。 […]

  5. […] この柄は、2023AW「Liberty In Love(リバティ・イン・ラブ)」のカプセルコレクションです。コレクションについてはこちらをご覧ください。 […]

  6. […] この柄は2023年エターナル・コレクションです、2016年から定番柄に仲間入りしています。コレクションについて詳しくはこちらをご覧ください。 […]

  7. […] こちらは2023年エターナル・コレクションです。水彩らしい淡いお色と、ぼやけたタッチが優しい雰囲気を演出しています。初見では、女性らしいふわっとした印象を受けました。 […]

  8. […] ケットコレクションとはリバティの豊かな伝統からインスピレーションを受け、アールヌーヴォーから抽象画までさまざまな時代のデザインに目を向けたコレクションのことを言います。 […]

  9. […] この「フォレストデライツ」は、2023年秋冬のコレクションの追加柄として発売されました。「リバティ・アニマルズ・コレクション」というテーマの中の一柄になります。 […]

  10. […] イアウトしたのが特徴で、エターナルコレクション(定番柄)です。 […]

  11. […] リバティの2010年の秋冬コレクションのテーマは「花鳥風月」で、日本人アーティストとのコラボレーション企画※でした。そこで、ツモリチサトさんとのコラボで生まれたのが「Akinobu […]

  12. […] 、詳しくはこちらをご覧ください。) […]

  13. […] イアウトしたのが特徴で、エターナルコレクション(定番柄)です。 […]

  14. […] コレクションについて […]

  15. […] 当ショップの全商品はリバティプリントで作られています。リバティ柄は世界中で100年以上も愛されているデザインです。可愛いの代表柄と言えば、ドットやチェック柄と同じくらい「リバティの花柄」が挙げられます。リバティ柄には、小花柄だけでなく動物柄やポップな柄なども豊富にあります。年に2回のコレクションで毎年新しい柄が発表され、現在では50000種類以上の柄が存在します。 […]

  16. […] アーキビストによって監修されたコレクションが2021年に発表されるほど、重要な人材です。 […]

  17. […] ウィルトシャーはエターナルコレクション、いわゆる定番柄の一つです。LIBETY.公式HPによると、ウィルトシャーの柄について以下のように説明しています: […]

  18. […] イルマはエターナルコレクション、いわゆる定番柄のひとつです。LIBERTYの公式HPには、イルマの柄について以下のように説明されています: […]

  19. […] フェリシテ柄は、リバティプリントのクラシックコレクションの一部として発表されました。その名は、フランス語で「幸せ」を意味する「フェリシテ」に由来します。デザインには、美しく咲き誇るバラが描かれており、その華やかさとエレガントさが、多くの人々に愛されています。 […]

  20. […] 2024年秋冬シーズナルコレクションの「ランゲージ・オブ・フラワーズ」ラミネート生地を手に入れました。その繊細に描かれた花々とそれぞれに書かれた小さな文字に魅了され、一つ一 […]

  21. […] リバティプリントの中でも特に人気の高いスモールスザンナ。このデザインは、大小さまざまなひまわりがぎっしりと描かれており、特に夏のアパレルブランドで多く使用されています […]

  22. […] 初めてリバティのためにプリントされたのは1967年で、当時のアールヌーヴォー様式のリバイバルとして登場しました。エドワード朝時代から1980年代まで、家族経営のテキスタイル会社ハワード・スタジオが3世代にわたって手がけたデザインで、「スウィンギング・ロンドン」市場向けにリメイクされ、カーナビー・ストリートの顧客に人気を博しました。元々は家具やドレス用の生地として使用されていましたが、後にスカーフにも展開され、1986年にはタナローン・クラシックコレクションに加わりました。 […]

  23. […] スリーピングローズのデザインは、日本の花鳥風月をテーマにした2010年秋冬コレクションの一環として生まれました。デザイナーの皆川明氏とリバティ社のコラボレーションによって生 […]

  24. […] フローラルイヴは、2013年春夏コレクションで発表されたリバティの美しい植物標本デザインの一つです。それぞれの花がほどよい間隔を開けて配置されており、写実的に茎や葉、花びら […]

  25. […] この柄は、2022年春夏 カプセルコレクション「FLORALOVE COLLECTION」フローララブ・コレクションにて生まれたデザインです。この魅惑的な柄は、リバティ公式サイトでも以下のように美 […]

  26. […] ティ初のクラシックコレクションに収録されたデザインのひとつです。とても伝統的な柄です。 […]

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