ダブルフィンガーリングとお揃いで作った、さりげないイヤーカフ
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本日は「趣味」のことを。
リバティ小物作家として日々ポーチを制作する傍ら、趣味で彫金のレッスンに通っています。手を動かして、形を考えて、少しずつ仕上げていく時間は、どこか気持ちを整えてくれるような、心地よい息抜きでもあります。
「作ること」や「想像すること」は、ジャンルが違っても不思議とつながっていて、彫金で得た感覚がポーチ作りに活かされていると感じることも少なくありません。
仕事としての制作とはまた違う、純粋に楽しむ時間があることで、新しいアイデアが生まれたり、また手を動かしたくなる。
そんなふうに、日々のものづくりに少しずつ良い循環が生まれています。
ダブルフィンガーリングとお揃いで作ったイヤーカフ
今回は、前回制作したダブルフィンガーリングとお揃いで、K18イエローゴールドでイヤーカフを作りました。

太さはどちらも1.5mm。同じ素材、同じ空気感で揃えています。
とても細く繊細なラインなので、主張しすぎず、あくまでさりげなく。
でも、ふとした瞬間に「何かいい」と感じてもらえるような存在です。
50代にちょうどいい、控えめな華やかさ

年齢を重ねると、アクセサリー選びも少し変わってきます。華やかすぎるものは少し気が引けるし、かといって何もつけないと少し寂しい。
そんな中で「ちょうどいい」と感じるのが、このくらいの細さのイヤーカフでした。
フェイスラインが少しずつ下がってくる年代だからこそ、耳まわりにポイントがあると、自然と目線が上に引き上がるような感覚があります。
ピアスも好きですが、揺れるタイプが多い分、イヤーカフと組み合わせることでバランスが取りやすく、全体がすっきり見えるのも嬉しいところです。
実際に使ってから、形にしました
今回のデザインは、すぐに形にしたわけではありません。
市販のイヤーカフをひと月ほど試し、ジムで運動しても外れないか、日常の中でストレスがないかを確認しました。
その上で、サイズ感や開き具合を調整し、「気づいたらずっとつけている」ような形に落とし込んでいます。
制作について(彫金のひと手間)
素材はK18。
ダブルフィンガーリングを制作した際の角棒の余りを使っています。
イメージ通りのラインになるよう、やっとこで少しずつ曲げながら成形。シンプルな形ほど、バランスを揃えるのが難しく、何度も微調整を重ねました。
先端は、耳に当たっても痛くならないように丸みをつけています。

ここで使っているのが、バーナーで軽く熱を加えたときに起こる「表面張力による丸まる現象」です。金属は高温になると角のある部分が自然と丸く整っていきます。これを利用することで、削るだけでは出せない、やわらかな丸みをつけることができました。
さりげないけれど、確かなものを
手軽に手に入るアクセサリーもたくさんありますが、素材や作りがきちんとしたものは、やはり身につけたときの安心感が違います。
決して派手ではないけれど、日常の中でふとした瞬間に気分が上がるような存在。そんなジュエリーがひとつあるだけで、装いや気持ちの整い方が少し変わる気がしています。
