ジュエリーを重ねて持ち歩かないために|100均材料で作る持ち歩き用ジュエリーケースのリメイク
#100円ショップDIY #K18ジュエリー #シルバー #ジュエリー作り #ジュエリー収納 #ジュエリー持ち歩き #ジュエリー重ね付け #ハンドメイド #プラチナ #リメイク #収納アイテム #収納アイディア #収納ケース #大人のジュエリー #彫金 #手作りのある暮らし #暮らしを整える
前回書いた「ジュエリー職人に聞いた本当の話」の中で、印象に残った言葉があります。
「ジュエリーは、重ねて持ち歩かないこと。」
小さな傷や歪みは、日常の何気ない扱いから生まれる。そう聞いてから、自分の持ち歩き方を見直してみたくなりました。
旅行のときだけでなく、彫金レッスンでは合わせたいリングやサイズ感の参考にするピアス、イヤーカフを持参することがあります。
そこで今回、
- 一目で分かること
- ジュエリー同士が重ならないこと
- 最小限のサイズであること
この3つを軸に、持ち歩き用ジュエリーケースをリメイクしました。
完成したジュエリーケース


リングは立てて収納。イヤーカフやボリュームのあるリングは別スペースへ。ネックレスは絡まないよう蓋側に。
開けば一目で分かり、取り出しやすい構造になりました。
元になったのは、いただいたジュエリーケース


ベースにしたのは、シルバーのダブルリングを購入した際にいただいたCanal4℃ のジュエリーケース。
外側はブラウンの起毛素材、内側はクッション性のあるフェルト地。手のひらサイズで持ち歩きやすく、チャーム付きでぶら下げることもできます。
ただし、中は仕切りのないシンプルな構造。そのままではジュエリーが重なってしまいます。そこで、中身だけを自分仕様に作り替えることにしました。
用意した材料(すべて100円ショップ)


用意したのはシンプルな材料だけ。
- フェルト生地
- 薄手スポンジ
- コードフック
- 両面テープ
特別な道具は使っていません。
リングを立てて収納する「リング台」を作る



まず、ケースの横幅に合わせてフェルトをカットし、くるくると巻いてクッションを3本作ります。
これがリングを支える芯になります。その3本をまとめてフェルトで包み、リングを差し込めるよう、波を打つようにくぼみをつけます。
きっちり固めるにすると、リングがしっかり固定されます。

次に、カットしたスポンジをフェルトで包んだもので、空いたスペースを二等分します。大ぶりのリングやピアス、イヤーカフを入れるスペースの完成です。
蓋の裏側には、ネックレス用ポケットを

リング台が完成したら、次は蓋の裏側です。まず、蓋の内寸に合わせて四角くカットしたフェルトを用意します。そのフェルトを下半分で折り返し、両端を縫ってポケット状にします。
小さなネックレスやチェーンが収まる、浅めのポケットです。

次に、フェルトの上部に小さな切り込みを入れます。ここからコードフックの根元部分が出るようにするためです。
ケース本体の蓋裏にコードフックを貼り、そのフック部分がフェルトの切り込みから出るように差し込みます。その上からフェルト全体を両面テープで固定。
これで、
・フックにチェーンを掛ける
・チェーンやチャーム部分はポケットに収める
という構造になりました。
実は一度、別の方法も試しました


ネックレス収納は最初、蓋裏にマグネットシートを貼り、マグネットフックで掛ける方法を試しました。
見た目は良かったのですが、ケースが想像以上に重くなってしまいました。持ち歩くことを考えると少し負担に感じ、この方法は採用せず。
最終的には軽さを優先し、シンプルなコードフック方式に変更しました。
作ってみて初めて分かることも多く、「便利そう」と「使いやすい」は違うのだと実感しました。
持ち歩きながら気づいたこと
ネックレスはフックに掛けるより、小袋に入れてポケットへ収納する方が実用的かもしれません。
職人さんも、持ち歩く際は
- 一点ずつ小袋に入れる
- 互いに触れない状態にする
ことをすすめていました。

100円ショップの小袋でも十分とのこと。少しの工夫で、ジュエリーの状態は大きく変わるのだそうです。
「しまう場所」を考えることも、ジュエリーとの付き合い方
今回のリメイクは特別な制作ではなく、ほんの小さな見直しでした。けれど、収納を整えることで、ジュエリーへの向き合い方まで少し変わった気がします。
作ることも、使うことも、守ることも。どれも同じくらい大切なのかもしれません。
これからは、この小さなケースと一緒にレッスンや旅へ出かけようと思います。
作ることは、小さな喜びを増やしてくれる
今回のリメイクは、特別な技術が必要なものではありません。材料も100円ショップで揃うものばかり。
それでも——
中身を少し工夫するだけで、自分にぴったりの収納ができあがりました。
既製品をそのまま使うのももちろん良いけれど、ほんの少し手を加えることで“自分仕様”になる喜びがあります。
ポーチ作りも同じです。形はシンプルでも、柄を選び、色を選び、使う人を思い浮かべながら作る時間は、やっぱり楽しい。
そして完成したとき、世界にひとつだけのものが手元に残ります。
今回のジュエリーケースも、小さなリメイクですが、開くたびに少し嬉しくなる存在になりました。作ることは、暮らしの中に小さな整いと、ささやかな喜びを増やしてくれる。
これからも、そんな気持ちを大切に、ポーチ作りも続けていきたいと思います。
