ジュエリー職人に聞いた本当の話|K18ネックレスは伸びる?長持ちさせる習慣とは
#40代からのジュエリー #50代からのジュエリー #K18ジュエリー #シルバー #ジュエリー作り #ジュエリー修理 #ジュエリー収納 #ハンドメイド #ハンドメイド作家 #プラチナ #好きなものに囲まれる暮らし #彫金 #暮らしを彩る #趣味 #趣味時間
K18ジュエリーの豆知識|ジュエリー職人に聞いた、長く美しく使うための話
彫金レッスンに通い始めてから、ジュエリーを見る目が少し変わりました。
完成された小さな装身具の中には、素材の性質や経年変化を知り尽くした職人さんの知恵が詰まっています。
今回は、レッスンで教えていただいた「知っているようで知らないジュエリーの豆知識」をまとめてみました。
毎日身につけるK18ジュエリー。
実は、私たちが気づかないところで少しずつ変化しています。
チェーンネックレスは「伸びる」

チェーンネックレスは、長年使用していると実際に長くなります。
購入当時40cmだったものが、いつの間にか41cmに――
これは珍しいことではないそうです。
チェーンの形状にもよりますが、一般的には2〜3cmほど伸びることもあると言われています。
金属が伸びているわけではなく、
- チェーンの輪同士が擦れる
- 揺れによって摩耗する
- 接触部分が少しずつ削れる
こうした現象が積み重なり、輪の隙間がわずかに広がることで全体の長さが変わっていきます。
毎日身につけるジュエリーほど、この変化は起こりやすいそうです。
金は実は「少しずつ減っている」
K18は変色しにくく長持ちする素材ですが、決して減らないわけではありません。
日常の中で
- ぶつける
- こする
- 摩擦を受ける
こうした動きによって、金はほんのわずかずつ削れています。
さらに意外だったのがこちら。
磨き布=削っているということ
貴金属用の磨き布には、多くの場合微細な研磨剤が含まれています。
つまり磨く行為は、
「汚れを落としている」のではなく
表面をわずかに削って輝きを出しているという仕組み。
頻繁に磨きすぎる必要はないそうです。
金価格が高い今、たった0.5gでも貴重な金。
そう聞くと、日々の扱い方も少し変わります。
ジュエリーは「身だしなみの最後に」
見落としがちですが、化粧品や香水、ヘアスプレーもジュエリーに影響を与えます。
これらに含まれる成分が付着すると、
- くすみ
- 変色
- コーティング劣化
の原因になることがあります。
そのため職人さんから教わったのは、「ジュエリーは身だしなみの最後に」
- メイク
- 香水
- ヘアセット
すべてが終わってから身につけるのが理想的だそうです。
持ち歩き方で寿命が変わる
旅行や外出時、ジュエリーをまとめてポーチに入れていませんか?実はこれ、傷の大きな原因になります。
ジュエリー同士がぶつかることで、
- 細かな擦り傷
- 石のゆるみ
- 表面の摩耗
が起こります。持ち歩く際は、
✔ 一点ずつ小袋に入れる
✔ 互いに触れない状態にする
これだけで傷の予防になります。

職人さんによると、特別なケースを用意しなくても、100円ショップなどで販売されている小さな袋に小分けするだけで十分とのこと。手軽ですが、とても効果的な方法だそうです。


帰宅後の簡単ケアがいちばん効果的
特別なお手入れよりも大切なのは、日常のひと手間。
帰宅したらジュエリーを外し、研磨剤の入っていないクロス(眼鏡拭きのような布)で軽く拭く。
これだけで、
- 皮脂
- 汗
- 化粧品成分
を落とすことができ、十分きれいな状態を保てるそうです。毎日のリセットが、長く美しさを保つ秘訣です。
温泉・サウナでは必ず外す
金は錆びにくい金属ですが、合金として混ざっている金属は影響を受けます。
特に注意したいのが:
- 温泉(硫黄成分)
- サウナ
- プール(塩素)
これらは
- くすみ
- 変色
- 劣化
の原因になることがあります。入浴前に外す習慣をつけるのが安心です。
ホワイトゴールドの色が変わる理由
ホワイトゴールドを長年使っていると、「少し黄色っぽくなった?」と感じることがあります。
これは劣化ではなく、ロジウムコーティングが薄くなってきたサイン。
ホワイトゴールドは多くの場合、
- 地金の上に
- ロジウムメッキを施して
- 白く美しい色味を出しています。
長年の使用でコーティングが摩耗すると、本来の地金の色が見えてきます。
その場合はロジウム再コーティング(再加工)を行うことで、新品のような輝きを取り戻すことができます。
ジュエリーは時間を重ねる存在
今回教えていただいた話で印象的だったのは、ジュエリーは「変わらないもの」ではなく、時間とともに寄り添いながら変化していくものだということ。
少し伸び、少し減り、少し表情を変えていく。
だからこそ、
- 丁寧に扱う
- 必要なときに休ませる
- 日々軽く整える
そんな付き合い方が似合うのだと思います。
次にジュエリーを手に取るとき、その小さな輝きの裏にある素材の性質や職人の知恵を、少し思い出していただけたら嬉しいです。(私も改めます・・・。)
