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思い出のリング、完成しました

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先日ご紹介した、友人から依頼されたリングリメイク。ご主人のお母さまから譲り受けた大切なリングを、元の雰囲気を残しながら普段使いしやすいデザインへ作り替えるという内容でした。

そして昨日、無事に完成しました。中央の透かし模様のひし形部分を活かし、シンプルな腕と組み合わせたデザインです。元のリングの面影をしっかり残しながらも、軽やかで日常に取り入れやすい印象になりました。

元のリング
リメイク後のリング(友人の許可を元に指にはめています)

最後の仕上げ

実は、完成までにはもうひと工程ありました。

モチーフとして切り出した部分は、もともと幅広リングの一部だったため、カットした側の裏側が薄くなっており、全体の厚みが均一ではありませんでした。

そのままでは強度や見た目のバランスに影響するため、必要な箇所に金を盛り足し、厚みを整えながらモチーフ本来の形を再現していきます。

金を足して反対側と同じ厚みに整えます
モチーフの形が自然に見え、美しく仕上がっています

この工程は高い技術が必要なため、先生にお願いしました。完成したモチーフは自然な厚みになり、どこを補ったのかわからないほど美しく仕上がっています。

着け心地にもこだわって

その後、裏側の指に直接触れる部分を丁寧に整えました。リングは見た目だけでなく、着け心地も大切です。長時間身につけても違和感がないように、指当たりを確認しながら少しずつ形を整えていきます。
そして最後に全体をバッファーで磨き上げました。

完成したリングは驚くほどピカピカ。譲り受けてから長い年月を経たリングとは思えないほど、美しい輝きを取り戻しています。

刻印も受け継ぐ

刻印

今回のリメイクでは、見た目だけでなくリングの情報も受け継いでいます。K18の刻印と中央の石のカラット数は元のリングと同じように刻印し直し、新たにダイヤモンドのカラット数も追加して刻印しています。

大切なリングの歴史を残しながら、新しいリングとしてこれからも長く使えるようにしました。

新しい持ち主のもとへ

新品同様の輝きです
日常使いしやすいデザインに

まだ実物は渡していませんが、完成写真を見た友人はとても喜んでくれました。
「大切な思い出はそのままに、これなら普段から身につけられる。」そんなリングになったのではないかと思います。

使いたい気持ちはあるのに、なかなか身につける機会がないジュエリー。リメイクには、そんなジュエリーを再び日常へ連れ戻してくれる力があります。

今回、そのお手伝いができたことが何より嬉しい経験でした。

次の宿題

さて、次の課題も待っています。娘がミネラルマルシェで選んだブラックオパールが3石。

ミネラルショーで娘が気に入ったブラックオパール
6×8ミリのカボションカット

これらを使って、K18のピアスとペンダントトップを制作する予定です。完成したら、こちらもご紹介したいと思います。

忙しさに追われる毎日ですが、こうして好きなことに向き合う時間はやはり特別です。地金を叩き、形を整え、少しずつ作品が完成へ近づいていく時間は、私にとって何よりの気分転換。
慌ただしい日々の中だからこそ、こうした趣味の時間にほっと癒されます。

また明日から頑張るための元気をもらえた気がします。

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この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

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