秋山 良枝
広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。
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以前から愛用している、K18WG(ホワイトゴールド)のクリップチェーンネックレスがあります。長さは70cm。これがとても使いやすくて、かなり使用頻度の高いネックレスです。
そのため、以前から「同じようなものをK18YG(イエローゴールド)でも欲しい」と思って探していました。ところが、今の金価格の高騰もあり、なかなか欲しいものが見つかりません。そもそも、70cmのクリップチェーン自体がほとんどない。
見つけても30万円を軽く超え、少し妥協して60cmまで範囲を広げても、25万円~30万円近くします。
私は身長が167cmあるので、やっぱりできれば70cmが欲しい。「60cmでもいいかな」と思ったり、また70cmを探したり……。そんなことを繰り返していました。
そんな中、チェーンそのものを卸で購入できることが分かりました。完成したネックレスを買うのではなく、チェーンと留め具をそれぞれ購入して、自分で仕上げるという方法です。
今回購入したのがこちら。


チェーンは思っていたよりも少し細めでした。ただ、一コマが長めなので、細いながらもそれなりに存在感がありそう。そこで彫金の先生にも相談しました。
「このチェーンを購入するのと、一コマずつ自分で作ってつなげるのとでは、どちらがいいですか?」
先生のお話では、チェーンの重さや、一コマずつ作る手間や時間を考えると、今回のチェーンはかなりお得とのこと。それならば、と早速購入。
引き輪も一緒に選びました。

以前から持っているWGのクリップチェーンと並べてみました。こうして比べると、今回購入したYGのチェーンはやはり線が細めです。実は、できれば手持ちのWGくらいの太さのものが欲しかった。しかも、WGのチェーンは中空です。
今回購入したYGは無垢。中空の太めのクリップチェーンなら、ボリュームがありながら重さを抑えられるので、理想としてはこちらでした。でも……今は本当に高い。
「安いときに、もう少し買っておけばよかった……」今になって、ものすごく悔しい思いをしています(笑)。
とはいえ、今回はとにかく70cmのYGが欲しかったので、納得しています。
細めではありますが、一コマが長いので、実際に着けてみると想像していたよりも存在感もあります。
今回、先生に相談してよかったと思ったことがもう一つあります。クリップチェーンなので、一コマずつ自分で作ってつなげることもできます。彫金をしているのだから、それも経験としてやってみようか……とも思いました。
ところが、先生によると、一つ一つコマを作っていくと、どうしても少しずつ曲がってしまい、チェーン全体のきれいなラインを出すのが難しいそうです。
確かに、シンプルに見えるチェーンですが、コマがきれいに揃って連なっているからこそ、美しいラインになります。今回は無理に一から作るのではなく、きれいに作られた既製のチェーンを購入することに。
そして、そのチェーンに自分らしいアレンジを加えることにしました。
購入したチェーンに引き輪を取り付けるため、K18でマルカンを作りました。そして、もう一つこだわったのがチェーンの先端です。

以前から持っているWGのチェーンには、先にプレートが付いています。今回も同じように、チェーンの先に何か付けたいと思いました。
そこで作ったのが、小さな♡。

ティファニーのオープンハートを思わせるような形ですが、もちろんオリジナルです。そして、この♡は単なる飾りではありません。
小さくしたのには理由があります。手持ちのペンダントトップを通して使えるようにしたかったのです。チェーンだけで使うときには、小さな♡がアクセントに。
手持ちのペンダントトップを付ければ、また違ったネックレスとして楽しめます。一つのチェーンをいろいろな使い方ができるようにしたかったので、先端の♡は小さめにしました。

こうして完成した、K18のクリップチェーンネックレス。とにかく欲しかったのは「70cm」。
太さについてはもう少しボリュームがあれば……という気持ちはありますが、実際に完成してみると、モリモリ重ね付けをする私には、これはこれでとても使いやすい。
何より、ずっと探していたYGの70cmを手に入れることができたのが嬉しいです。

最近のお気に入りは、先日作成したネックカフとの組み合わせ。チェーンを途中でY字になるように留めれば、ラリエットのような着け方ができます。
そのまま長く垂らしてもいいし、後ろにチェーンをだらんと流す着け方もお気に入り。70cmあることで、着け方の幅がかなり広がります。
身長167cmの私には、やっぱりこの長さがちょうどいい。「やっぱり70cmにしてよかった」と、完成して改めて思いました。
今回の制作は、チェーンそのものを一から作ったわけではありません。むしろ、既製のチェーンを購入したからこそ、きれいなラインのまま仕上げることができました。
その代わり、K18のマルカンを作り、引き輪をつなぎ、先端には自分で作った小さな♡を。全部を一から作るのではなく、既製のものに自分の手を加える。こういう作り方も、彫金の楽しみの一つなのかもしれません。
そして何より、思った以上にリーズナブルに作れたことが嬉しい。
「こんなものが欲しい」と思って探しても見つからないなら、自分でちょっと工夫して作ってみる。
今回は、それがうまくいった一本になりました。しばらくはネックカフや手持ちのペンダントトップと組み合わせながら、いろいろな着け方を楽しみたいと思います。
それにしても……やっぱり、金が安かった頃にもう少しチェーンを買っておけばよかったです…(笑)。
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