秋山 良枝
広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。
BLOG & INFO
#フラットポーチ #マチありポーチ #マチって必要? #マチなしポーチ #マチのないポーチの使い方 #リバティ #リバティのポーチ #喜ばれるポーチ
マチのないポーチ、いわゆるフラットポーチは実際に使いやすいのでしょうか。当社の商品であるリバティプリントのポーチと共に検証してみたいと思います。
まず、マチとはポーチのどの部分を言うのでしょうか。マチはその製品に設けられた「奥行き」のことを言います。簡単に言うと、横から見た時の厚みの部分のことです。お客様の中には、
マチがないと用途が限られる
厚みのある物が入らない
と考えている方が一定数います。
ポーチやバッグには、マチのある立体的なものと、マチのないフラットなタイプが存在します。数多くのポーチを作成してきた当ショップでは、マチのないポーチを多く販売してきました。それはマチのないポーチでも使用用途が限られることなく、更に利点が多いからです。その理由を順番に説明します。
マチのあるポーチは便利そうですが、デメリットもあります。そこから見ていきましょう。
マチがある分、それ以上コンパクトになることはなく、バッグ内で場所を取る。
マチがあることでポーチの重さが増し、持ち運びが少し負担になる。
中に入れる物の形が限定され、特定の形状の物しか入れにくい場合がある。
バッグの中に入れたとき、ポーチの硬さや厚みがバッグの形に影響を及ぼすことがある。
マチのあるポーチを収納するためには、ある程度の大きさのバッグが必要である。
収納時にも、ある程度のスペースが必要である。
では、マチのないポーチのメリットは何でしょうか。
マチがない分、フラットポーチは軽量。重いものを持ち運ぶ際の負担が少なく、バッグ全体の軽さを保つことができる。
フラットポーチはその形状からバッグ内で場所を取らない。小さいバッグやクラッチバッグにも収まりやすい。複数のフラットポーチを持っていてもバッグの中で場所を取らず、スタイリッシュに持ち歩ける。
フラットポーチは柔軟性があり、丸めたり折り畳むこともできコンパクトになる。硬さがないため、バッグの表面に影響を及ぼすことも少なく、持ち運びがしやすい。
シンプルでスタイリッシュなデザインが多く、どんなファッションにも合わせやすい。
書類や名刺、チケットなどの薄いアイテムを整理するのに最適。重ねて収納することも簡単で、取り出しやすい。
文房具、メイク用品、小物、スマートフォンなど、様々な用途で使えるのが魅力。フラットな形状だからこそ、使い方のバリエーションも広がる。
マチのないフラットなポーチには、薄い物しか入らないと思っていませんか?
食材を保存するために使用するジッパーバッグ(例 ジップロック)を想像してみてください。ジッパーバッグはほぼフラットな形ではないでしょうか。それにトマトやナス、キャベツを入れることができるのです。キャンプに行くときに、その袋にカトラリーやカップなど厚みのある物を入れることもあるでしょう。
そうです、大きさを変えればマチのないポーチにも厚みのある物や、さまざまな形状の物が入るのです。
特に、柔らかい素材で作られているフラットなポーチは、自由自在に形が変化します。そのため、入れた物の厚みによって自然にマチができ、形が馴染むのが優れている点です。
こちらはマチのないポーチに非常時用のアイテムをまとめたものです。たくさん入っているのがお分かりでしょう。
マチのないポーチは軽くて嵩張らないので、バッグの中の小物類を整理するのに最適です。メイク用品、コード類、衛生品、文具類などをそれぞれのポーチに用途ごとに仕分けると便利です。それでは、それぞれの例を見ていきましょう。
メイク用品やスキンケアアイテムを整理するのに最適です。コンパクトで持ち運びやすく、旅行や日常使いに便利です。
ペン、鉛筆、消しゴムなどの文房具を収納するのに役立ちます。薄型なのでカバンの中でも場所を取らず、すっきりと整理できます。
旅行の際に、パスポートや航空券、チケットなどの重要な書類を整理するのに最適です。薄くて軽量なため、旅行バッグの中でかさばりません。
充電ケーブル、モバイルバッテリー、スマホスタンドなどのアクセサリーをまとめて収納できます。絡まることなく整理整頓がしやすいです。
鍵、カード、リップバーム、薬、小銭などの小物を整理するのに便利です。バッグの中で迷子になりがちなアイテムをまとめておくのに最適です。
大切な財布を傷めたくない方におすすめです。フラットなポーチなのでバッグの中で場所をとらず、大切なお財布を守ります。
持ち歩くことの多い歯磨きセットがコンパクトにまとまります。
ポーチは持ち歩くだけでなく、自宅の整理整頓にも使えます。特に当ショップが販売しているポーチは中が見える仕様なので、その点も大いに役立ちます。以下は一例として参考にしてください。
一緒に読みたい記事「クリアポーチの利点と使い方を徹底解説|リバティプリント商品も紹介」
出番の少ない電子ピアノのコード類をポーチにまとめてピアノの足元にぶら下げています。こうすると日々の掃除が楽で、ピアノを弾く人にとってもコードの場所が一目瞭然です。
クリスマスやハロウィングッズなど季節のアイテムの保管用にフラットなポーチを使用しています。1年に一度しか使わないものは、箱に入れて保管することが多いでしょう。フラットなポーチに入れて一か所にまとめることで迷子にならず、箱よりも小さなスペースにまとまります。
ミシン周りでも、マチのないクリアポーチが大活躍しています。
このように、ポーチは収納や整理整頓にも役立てることができます。
マチのないポーチは、立てたり重ねたりすることができるため、小さなスペースに収まります。
さらに、当ショップで販売しているクリアポーチの場合、中が見えるので在庫が一目で分かるという利点があります。
マチのないポーチの良さを理解して頂けたでしょうか。これらを踏まえて、リバティ×リバティでは主にマチのないポーチを販売し続けています。
もちろん、マチつきがダメというわけではありません。マチつきのポーチには、その良さや使い勝手、そして何よりも可愛いフォルムのものがたくさんあります。
しっかりした素材のポーチは、中の物をしっかりと守る役割を果たします。リバティ×リバティでもマチの良さを引き出した商品も取り扱っています。
ここでお伝えしたいのは、「マチのないポーチ=用途が限られる、厚みのある物が入らない」と決めつけないでほしいということです。それぞれの利点を良く考えて、用途に応じて選んでみてください。
リバティのポーチにご興味を持ってくださった方はぜひショップをご覧ください。
close
[…] ※フラットポーチについてはこちらをご覧ください。 […]