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クリアポーチ

マチなしポーチって使いやすい?リバティのポーチと共に検証

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マチのないポーチ、いわゆるフラットポーチは実際に使いやすいのでしょうか。当社の商品であるリバティプリントのポーチと共に検証してみたいと思います。

マチとは?

まず、マチとはポーチのどの部分を言うのでしょうか。マチはその製品に設けられた「奥行き」のことを言います。簡単に言うと、横から見た時の厚みの部分のことです。ポーチを探されるお客様の中には、

マチがないと用途が限られる
厚みのある物が入らない

と考えている方が一定数いらっしゃいます。

ポーチやバッグには、マチのある立体的なものと、マチのないフラットなタイプが存在します。数多くのポーチを作成してきたリバティ×リバティでは、マチのないフラットタイプのポーチを多く販売してきました。それはマチのないポーチでも使用用途が限られることなく、更に利点が多いからです。その理由を説明したいと思います。

マチのないポーチの利点

マチのないポーチの利点をお伝えする前に、私の考えるマチありポーチのデメリットをお話しします。

マチのあるポーチのデメリット

硬さがあり、主張が大きい
それ以上コンパクトにならない
マチがある分、重さが増す
中に入る物の形が限定されることがある
バッグの表面に影響を及ぼす
ある程度の大きさのバッグが必要
収納時にもある程度のスペースが必要

立体の形を保つために、ポーチ自体に適度な硬さがあります。また、マチの分だけ、ポーチの重さが増します。入っているものが少なくても、ポーチ自体の存在感がありますし、厚みが小さくはなりません。

また、バッグの中に入れたときに、ポーチの固さや厚みがバッグの形に影響を及ぼすこともあります。


さらに、ポーチが特定の形に限定されているため、それ以外の形のものを入れにくい場合もあります。

では、フラットなポーチのメリットは何でしょうか。

マチのないポーチのメリット

ソフトなもの、軽量な物が多い
丸めたり、折り畳むこともでき、更にコンパクトになる
薄いため、隙間に入る
シンプルな形なので、ファスナーが開けやすい
バッグに厚みは不要
使用していない時に、コンパクトに収納できる

フラットポーチはそもそもの厚みがないため、嵩張りにくくスマートに持つことができます。流行のミニバッグにもすんなり収まります。

フラットポーチを数個持っていてもバッグの中でさほど嵩張りません。柔らかい素材や軽い素材の物も多く、バッグの表に形が響くことなく、スタイリッシュに持ち歩けます。

xxs 他

マチのある立体的なポーチの場合、ファスナーの端が底についている物もありますが、フラットなポーチはシンプルな形なので、ファスナーを簡単に開け閉めすることができます。

また、使用していない時はぺちゃんこ、つまりコンパクトです。ここがとても大きなポイントです。マチのついたポーチは、使用していても、使用してなくても同じだけスペースが必要です。家がポーチだらけと嘆いている方は個々の主張が強い、マチつきポーチをたくさん持っていませんか?

自宅の限られた空間にポーチを収納することも考えると、マチのない形は大変有意義だと思います。

マチのないポーチには薄い物しか入らない?

マチのないフラットなポーチには、薄い物しか入らないと思っていませんか?

食材を保存するために使用するジッパーバッグ(例 ジップロック)を想像してみてください。ジッパーバッグは、ほぼフラットな形ではないでしょうか。それにトマトやナス、キャベツを入れませんか?キャンプに行くときに、その袋にカトラリーやカップなど厚みのある物を入れたりしませんか?

そうです、大きさを変えればマチのないポーチにも厚みのある物、そしてどんな形であっても入るのです。

特に、柔らかい素材で作られているフラットなポーチは、自由自在に形が変化します。そのため、入れた物の厚みによって自然にマチができ、形が馴染むのが優れている点です。

こちらはマチのないポーチに非常時用のアイテムをまとめたものです。たくさん入っているのがお分かりでしょう。

マチのないポーチの使用例

バッグの中のあれこれを整理するのにぴったりです。例えばメイク用品、コード類、衛生品、文具類などをそれぞれのポーチに、用途ごとに仕分けるのはいかがでしょうか。

私は、持ち歩くだけでなく、自宅やアトリエの整理整頓にもポーチを使用しています。特にリバティ×リバティが販売しているポーチは中が見えるクリアポーチなので、その点も大いに役立っています。

例えば

最近あまり出番のない電子ピアノ。電源コード類をポーチにまとめてピアノの足元にぶら下げています。こうすると掃除も楽ですし、ピアノを弾きたい人はコードがどこにあるのか一目瞭然です。

電子ピアノのコード類

また、クリスマスグッズなど季節のアイテムの保管にも使用しています。1年に一度しか使わないものは、箱に入れて保管することが多いのではないでしょうか。それだと似たような箱が多くて、どこに何を置いたか見失いがちですが、ポーチに入れて一か所にまとめることで迷子になりません。小さなスペースで事足ります。

リスマスやハロウィンの飾りをポーチに入れて整理
子どもたちが幼い時に作ったハロウィンの飾り

ミシン周りでも、マチのないクリアポーチが大活躍しています。

長さごとに分けたファスナー
カラビナなど S-3

このように、ポーチは収納や整理整頓にも役立てることができます。フラットなのでそれぞれを立てて収納すると、さほどスペースを必要としません。また、クリアポーチの場合は見えるので在庫が一目でわかるという利点もあります。

これがマチつきポーチだと、たとえ中の物が少なくても、収納スペースがもっと必要になりますね。

ポーチの選び方

こちらの内容は、以前女性がポーチ好きな理由でご紹介ました。目次の6.7をご参考ください。

用途に応じて使い分けて

マチのないポーチの良さを理解して頂けたでしょうか。これらを加味した結果、リバティ×リバティでは主にマチのないポーチを販売し続けています。

もちろん、マチつきがダメということではありません。マチ付きのポーチにしかない良さや、使い勝手、そして何よりも可愛いフォルムのものがたくさんあります。

しっかりした素材のものだと、中の物をしっかりと守る役割を果たします。リバティ×リバティでも、マチの良さを引き出した商品もございます。

ここでお伝えしたかったことは、「マチのないポーチ=用途が限られる、厚みのある物が入らない」と決めつけないでほしいということです。それぞれの利点を良く考えて、用途に応じて選んでみてください。

参考)リバティのポーチにご興味を持ってくださった方はショップをご覧ください。

この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

“マチなしポーチって使いやすい?リバティのポーチと共に検証” への1件のコメント

  1. […] ※フラットポーチについてはこちらをご覧ください。 […]

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