ラミネート生地とは?特徴から縫う時の豆知識まで一挙解説! | リバティ×リバティ

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ラミネートについて

ラミネート生地とは?特徴から縫う時の豆知識まで一挙解説!

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はじめに

当ショップでは、リバティプリントタナローンをラミネート加工した生地を使った商品を多数ご用意しています。一般的に「ビニールコーティング生地」や「ラミネート生地」と呼ばれるものです。本記事では、ラミネート生地について、その特徴から縫う時の豆知識まで詳しくご紹介します!

ラミネート加工とは

ラミネート加工とは、異なる素材を貼り合わせて、新たな機能や価値を生み出す技術のことを指します。特に生地にラミネート加工を施すと、防水性や保温性をプラスすることができます。

例えば、生地の表面にポリウレタン樹脂やポリ塩化ビニル樹脂を使ったフィルムを貼ることで、以下の方法で加工されます:

  1. 接着剤で貼り付ける
  2. 合成樹脂で生地を融着させる
  3. フィルムを加熱して接着する

これらの方法を用いて、ナイロンなどの化学繊維や綿・麻などの天然素材に防水性を持たせたラミネート生地が作られます。この加工技術は、耐久性や便利さを兼ね備えた生地を生み出す点で、さまざまなアイテムに活用されています!

ラミネート生地の仕様

ラミネート生地には、ポリ塩化ビニル樹脂の種類によって以下の2タイプがあります:

  • ツヤあり(光沢あり): 光沢感があり、高級感のある仕上がりになります。
  • ツヤなし(マット): 落ち着いたマットな質感で、扱いやすいのが特徴です。

約10年前までは、手芸店でツヤありのリバティラミネート生地が見られましたが、最近ではあまり見かけなくなっています。

また、生地に使われるビニールの厚みはさまざまですが、リバティ生地に加工される場合は、0.2ミリ〜0.15ミリの厚みが一般的です。

リバティプリントのツヤなしラミネート

ポリ塩化ビニル樹脂の特徴

  • 酸やアルカリに強い
  • 水を通さない
  • 電気を通しにくい
  • 耐久性に優れている:通常の使用環境下での経年劣化が少ないです。
  • 着色やプリントの加工が可能
  • 耐熱性に乏しい:耐熱温度は60~80℃です。

これらの特徴を持つフィルム(ビニール)と生地が重なり、ラミネート生地が生まれます。

ラミネート生地の特徴

メリット

  • 汚れがつきにくく、落としやすい
  • 防水性に優れている:ビニールに撥水機能があるため、すぐに水がしみこみません。
  • 保温性に優れている
  • ほつれにくい:ビニールが生地の糸をおさえてくれているので切り口がほつれることはありません。切りっぱなしで大丈夫です。
  • 耐久性がある:ビニールが表面を保護して傷をつけにくくし、穴が空いても生地がほつれません。
  • しわになりにくい:コーティングすることにより、ハリやコシが出てシワになる心配はありません。バッグを作る時など、接着心を貼る必要がありません。

デメリット

  • 洗えない:ビニールと生地を接着させているため、接着力が落ち易く剥離する可能性が高いので、常時水滴がつく環境下では使えません。
  • 高熱に弱い:ビニールの耐熱温度は60~80℃です。高熱でビニールが溶けるため、表側はアイロンをかけられません。裏側に当て布をして低温でかけるのが安全です。
  • 通気性が悪い:コーティングすることにより、通気性が悪くなり、蒸れやすい特徴があります。
  • 縫いにくい(やり直しがきかない):生地の滑りが悪いため、ミシンで縫う時に突っ張りやすく目が詰まりがちです。テフロン加工の押さえ金を使用する必要があります。
    特にツヤありタイプの生地は、非常に縫いにくいです。また、一度空いた穴はふさがらないため、やり直しができません。待ち針を使うこともできないため、クリップなどで生地同士を固定する必要があります。
  • 経年変化で黄色くなることがある:時間が経つと硬くなり、黄色く変色することがあります。紫外線・湿気・染色の成分など様々な要因が重なって起こるようですが、はっきりとした原因は不明です。白地・ピンク系の生地は特に目立ち易いように感じます。

ラミネート生地は何に使われる?

以上の特徴を生かして、次のような商品にラミネート生地が使われます:

  • ポーチ
  • バッグ
  • テーブルクロス
  • ランチョンマット
  • プールバッグ
  • 子供用エプロン
  • ランドセルカバー
  • ペットボトルカバー
  • 保冷バッグ

ラミネート生地は、水回りで使用するものや汚れやすいものに使われることが多いです。気兼ねなく使えるのが魅力の一つです。

ラミネート生地を縫う時の工夫

  • テフロン加工の押さえ金を使用する:ラミネート生地は縫いにくいため、テフロン加工の押さえ金を使用すると生地が滑りにくくなり、縫いやすくなります。
  • ツヤありラミネートの注意点:ツヤありラミネートは特に縫いにくいので、初心者はツヤなしラミネートを使うことをおすすめします。
  • クリップや両面テープの使用:一度空いてしまった穴はふさがらないため、マチ針を使うことは避け、クリップや両面テープで生地同士を固定しましょう。
  • マスキングテープの利用:生地の上に型紙を置いてカットする際、型紙のずれを防ぐためにマスキングテープを使って仮止めすると便利です。
    また、ラミネート生地にはチャコペンシルでラインを書くことができません。縫いたい箇所にマスキングテープで直線のガイドラインを作ると、まっすぐ縫うことができます。縫い終わった後にテープを剥がすだけでOKです。

ラミネートの縫い方について詳しくは
「ラミネート生地って縫いにくい?初心者でも簡単に縫えるコツを伝授します」 をご覧ください。

ラミネート生地の保管方法と購入時の注意点

保管方法

ラミネート生地は、一度折り目がつくと簡単には取れません。裏側からアイロンを当てることもできますが、完全に折り目をなくすのは難しいです。そのため、丸めて保管することをおすすめします。これで生地の状態をきれいに保てます。

20種類ほどのラミネート生地を木製の箱に巻いて立てて保管している様子

購入時の注意点

1.生地のゆがみ
ラミネート生地は加工工程で柄がゆがむことがあります。特に縦や横に線があるデザインはゆがみが目立ちやすいため、大きなアイテムを作る際には、柄のゆがみがない部分を選ぶと良いでしょう。予定よりも少し多めに生地を購入するか、初心者の方は柄が目立ちにくいデザインを選ぶのがおすすめです。

ラミネート生地の柄がゆがんでいる様子
縦と横の柄が垂直になっていません

2.発送方法
配送料を抑えた配達方法を利用すると、生地が折り畳まれて届くことがあります。小さなアイテムなら折り目を避けて作成可能ですが、バッグなど大きなアイテムには不向きです。折り目を防ぐために、巻いた状態で発送してもらうよう依頼しましょう。その際は宅配便を利用することになり、送料は少し割高になります。

最後に

ラミネート生地は、そのメリットを活かせば日常を彩る素敵なアイテムが作れます。用途によっては「最強」とも言える素材です。まずは気軽に楽しみながら、ラミネート生地でのハンドメイドに挑戦してみてください!

当ショップのラミネート生地商品は、デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムが勢揃い。ぜひ商品一覧をご覧ください!

リバティ×リバティの商品一覧

この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

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