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リバティについて 好きなこと

なぜリバティプリントだけのお店なの?

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リバティプリントの商品だけを販売する、リバティ×リバティというショップを運営しています。

なぜ、リバティプリントを扱うことになったのか?
リバティ×リバティがスタートした理由を私の「好きなもの」にからめてお話します。

私の好きなもの

まず、私の好きなものについてお話します。
好きなものを挙げてみて気がつきました。
「普遍的なもの」というワードがしっくりくるものばかりでした。

【好きなもの

ウィリアム・モリスのテキスタイル
リバティプリント
エルメス
ファミリア
アンティーク家具
古伊万里やヘレンドの食器

などです。

・ウィリム・モリスのテキスタイルは、150年ほど前に生まれたデザイン。
・リバティプリントは、リバティ社が100年以上も前から作ってきたデザイン。
・エルメスは180年以上の歴史があるブランド。
・ファミリアは1950年に誕生し、今年で創業74年の日本のブランド。
・古伊万里は350~410年ほど前のもの。
・ヘレンドは約200年前に開窯された磁器工房。

どうも私は古くから伝わるもの、そして長年変わらない姿で存在する「普遍的なもの」に惹かれるようです。
古いものが好きでこうなったわけではなく、何となく「好き」を集めたらこういう結果でした。

私は「好きなもの」をこんな風に生活に取り入れています。

【ウィリアム・モリス】

こちらは、親世代が使用していた50年ほど前のスプーンラック(アメリカ製)に、ウィリアム・モリスの生地を張って頂いたもの。絵画のように楽しんでいます。
大好きな柄、「るりはこべ」です。

こちらは、オーストリアで見つけたとても小さなアンティークの額縁に、セリアのストロベリーシーフのペーパーを入れたものです。廊下の壁にかけてます。

【エルメス】

エルメスのバッグは、20代の頃から少しずつ、少しずつ買い足してきました。譲り受けた古い物もお直ししながら大切に使っています。最近は随分お値段が上がってしまい、容易に買えない高価なものになってしまいました。

流行に関係なく数十年間愛用できるところが一番の魅力です。いずれ、子供たちにつないでいきたいと思っているものの一つです。

【ファミリア】

子どもたちが生まれてからファミリアの洋服に大変お世話になりました。娘の洋服はそのほとんどを他の方にお譲りしました。

反対に、当時10年以上も前のワンピースやコートをお譲り頂き、愛用せて頂いたこともあります。

10年以上前のものでも、生地の状態も良くデザインも全く問題なく着られることに感動したのを覚えています。そのワンピースたちは更にお譲りしましたので、今でもどこかで着てくれているお嬢様がいらっしゃるはず。そう思うと感慨深いです。

【家具】

我が家の家具は、幼少期に私がブラジルで使っていたもの、主人がアメリカで使っていたもの、それにイギリスのアンティーク家具などを組み合わせています。色が剥げたりガタが来たり、決して使い勝手が良いとは言えませんが、直しながら大切に使っています。

ちなみにミシン用に使っている机は、私が子供の頃から使っているマホガニーの机です。こちらもお直ししてもらいながら、おおおよそ45年間使用しています。愛着があり、宝物です。いつかアトリエの様子を含め、お見せしたいとも思っています。

【アンティークの時計や食器】

古時計も大切にしています。大正か昭和初期の頃のものだったと思います。

古伊万里や、ハンガリーのヘレンドも好きです。

その中でも、1867年にデザインされた「インドの華」が特に好きな柄です。1995年に阪神大震災で被災した時、当時収集していたものが全て割れたので、少しずつ買い直してきました。

なぜ好きなの?

私はあまり、流行に敏感な方ではありません。トレンド要素はスパイス程度で十分です。
どちらかと言うと流行っているものを持つのではなく、好きな物を長く愛用したい性分です。そこで必然的に飽きのこない物を好むようになりました。

それが先ほどあげたような、古くから伝わるものだったのです。

決して飽きることのないものを、直しながら使う。そうして後世につないでいくことが好きです。

リバティのポーチを作り始めた理由

子どもたちが生まれてからファミリアのお店に足を運ぶ機会が増えました。(15~18年前のことです。)

大学生の頃に本店のある神戸市に住んでいましたので、たまにお店に寄って小物を買ったりはしていましたが、本格的に洋服を買うようになったのは母親になってからです。

ミシンを踏む楽しみを覚えたのもこの頃です。あまり上手ではありませんが、子どもたちにお揃いで作ったのがこのコート。ファミリアのキルティング生地を使って一枚仕立てで作りました。

そのファミリアで良く目にしていたのがリバティプリント。そこで娘のワンピースを購入し、更に手作りするようになって、リバティのタナローン生地が増えていきました。

リバティプリントの魅力に惹かれていったのがその頃です。タナローンで作った洋服はノーアイロンで良いですし、非常に扱いやすいことに感動して、ますます虜になっていきました。

その頃、ちょっとしたきっかけで子どもたちのためにクリアポーチを作るようになりました。リバティの生地が身近にあったため、ごく自然にポーチの生地にもリバティのラミネートを選んだ、というわけです。

リバティのポーチを販売するようになったきっかけ

子供たちのおもちゃを、クリアポーチに入れていたのを見たママ友たちが「作って欲しい」と声をあげてくださったのがきっかけです。あれよあれよと口コミで広がり、あっという間に販売回数が増えていきました。

その頃(12年ほど前のことです)、リバティプリントの商品のみを販売する作家さんがほとんどいらっしゃらなかったので、リバティプリントに特化したお店にしました。

また、当時はクリアポーチ自体が珍しく、「クリア」にこだわりたかったので、タナローンではなくラミネート生地に焦点を当てました。

これが、リバティ×リバティの始まりです。リバティプリントを扱うことになった理由、そして妹ブランドF×fでチェック柄を扱う理由がお分かり頂けたと思います。

12年を振り返って

改めて振り返ってみると、「好きなもの」「好きなこと」が今の仕事に結び付いています。

「好きなもの」に囲まれる幸せ。
そして商品を喜んでくださるお客様。
更にそれを周りの方へ分かち合ってくださる方々

皆様のお蔭でリバティ×リバティがここまで続けられたのだと、感謝の気持ちで一杯です。

私の「好き」から生まれる商品をもっと多くの方に届けられるように、更に励んでいきたいと思います。

この記事の著者

秋山 良枝

広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。

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