秋山 良枝
広島県生まれ。2歳から11歳までブラジルで過ごす。神戸市の大学を卒業後、5年間企業勤め。30歳で看護師免許を取得。
都内の大学病院勤務を経て子育て中に 子どもが中身を把握でき、自ら探せるポーチを手作りしたことがリバティ×リバティの原点。
2013年から制作活動を開始。看護師の経験を生かし、お子様からご高齢の方まで誰もが使いやすいポーチ作りに励んでいる。
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インパクトのある、チェック柄のリバティプリント「アーカイブギンガム」。
今回はこの柄について詳しく調べてみました。
「アーカイブギンガム」は、2023年カプセルコレクションの中の、リバティ・フラワー・マーケットコレクション※の柄です。
※リバティ・フラワー・マーケットコレクションとは
リバティの豊かな伝統からインスピレーションを受け、アールヌーヴォーから抽象画までさまざまな時代のデザインに目を向けたコレクションのことを言います。
その中の一つが、今回のテーマである「アーカイブ・ギンガム」柄です。この柄についてLIBERTY.公式HPではこう説明しています。
リバティのアーカイブに所蔵されているいくつかの手描き作品を繋ぎ合わせて作られたパッチワークの花柄は、チェック柄になるように慎重に構成されました。キク、バラ、チューリップ、デイジー、シャクヤク、クレマチスの花が格子から覗き、光と影の部分が独特の空間観を生み出しています。https://www.liberty-japan.co.jp/features/design-and-living/1608
上記されたアーカイブとは、リバティ社の過去150年間にわたるデザインのデータを保管しているプリントの参考ライブラリのことを指しています。
パターンブック、絵画、図面、写真などが収められています。
または、リバティ社に蓄積された過去のデザインそのもののことも「アーカイブ」と言います。詳しくはこちらをご覧ください。
そのアーカイブから選ばれた花のデザインを集めたものが、この「アーカイブギンガム」なのですね。歴史あるデザインの集合というわけです。
キク、バラ、チューリップ、デイジー、シャクヤク、クレマチスの花たちは、こんな風に描かれているのかな、と勝手に解釈してみました。
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特に、キクとデイジーの違いが良く分かりませんでした。見る人によっては、違う解釈をされる方もいらっしゃると思います。
あくまでも、あまり花に詳しくない一個人が解釈している点をご理解ください。
他に、カーネーション?
パンジー?
と想像できるようなお花も描かれていました。
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渋めなカラー4種類が展開されています。
参考)https://www.liberty-japan.co.jp/features/design-and-living/1608
その他、メルシーオリジナルカラーとして冒頭の画像のブルー系や、下記のようなお色も発売されています。
どのお色もノスタルジックな雰囲気が漂っていて、とっても素敵です。「〇色」と一言で表現ができないお色味です。
秋に向けて、タナローンでロングスカートを作ってみたいとも思いました。
少し余談ですが、このようなチェック柄のラミネート生地を購入する際の注意点をお話しておきます。
ラミネートの特徴の一つとして、生地にゆがみができることがあげられます。ラミネート生地自体を作る工程で柄がゆがんでしまうのです。
特に、縦や横に線が入っている柄などはゆがみを感じやすいため、チェック柄の「アーカイブギンガム」も販売欄にその旨が記載されており、その点を了承しないと購入できませんでした。
ただし、今回入手した生地は思った以上にゆがみがなく、チェック柄がほぼ90度に描かれていました。とても運が良かったと思います。
生地のカット部分によってはゆがみが出ることもありますので、その点は了承の上ご購入されることをオススメいたします。
いかがでしたでしょうか。懐かしい雰囲気が漂う「アーカイブギンガム」。
これから何のポーチに仕上げようか、とわくわくしています。
A4サイズやB5サイズのような大きなポーチだと存在感が増して、柄の良さが引き立つような気もしています。
平面の花たちが、立体的に生き返る瞬間をお楽しみに。
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